結婚指輪のルーツとは

結婚指輪はいつから始まったのか

現在、結婚にあたって指輪を作るのは当たり前になっていますが、これもどこかの段階で始まった風習であり、大昔にはなかったものです。
結婚指輪にまつわるちょっとした雑学として、そのルーツがどこにあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、結婚指輪のルーツを少し紐解いてみたいと思います。

結婚指輪が使われ始めた時代とは

結婚指輪が使われ始めたきっかけは、9世紀のローマ教皇、ニコラウス1世が結婚の証に指輪を使ったことではないかといわれています。
当時使われていた指輪は現在のようにバリエーションが豊富ではなく、花嫁には金の指輪、花婿には鉄の指輪が交換されたといいます。
現代社会の結婚指輪に比べるとリングが素朴ですが、結婚する2人が指輪を交換する点に変わりはありません。
現在から見ると、1000年以上も前の時代に結婚指輪が生まれていたことになります。
このようなルーツを確認すると、結婚指輪がまた違って見えることもあるでしょう。

現代の結婚指輪

9世紀に生まれたと思われる結婚指輪の風習は1000年以上が経った現代にまで伝わっており、今ではさまざまな結婚指輪が作られています。
先ほどご紹介した通り、当時は鉄の指輪がブライダルリングとして使われていたわけですが、現在では鉄を使った結婚指輪はあまり見られません。
技術や文明の進歩にともない、より高級で見栄えの良い素材を多数扱えるようになっており、男女そろってプラチナやゴールドでリングを作るのが一般的となっています。
また、宝石を加工する技術も当時より発展しており、現在では美しい石の輝きも手元で楽しめます。
結婚指輪が生まれた当時のものと比べると実に華やかで、リングを選ぶ楽しみも増えています。

結婚指輪にはこだわるのもおすすめ

現代社会では、木目金の指輪を結婚指輪にすることも可能です。
地金の色だけを使った木目模様の指輪は、結婚する方々の素敵な記念品となることでしょう。
木目金の指輪に興味をお持ちの方は、ぜひ木目金工房enishiをご利用ください。
結婚指輪の手作りも可能なので、自作したい方のご利用もお待ちしております。