木目金の結婚指輪16

治具に填め込んだら、ピンセットを使い綺麗にセロテープを外していきます、その後フラックス液をしみ込ませて
溶接の準備をします。

ハニカムの上に地金の平らな部分を下にして、火をあてますが点火する際は必ず地金から離しておかなくてはいけま
せん。

酸化被膜が出来てしまうと、溶着することができなくなります、火は強めにして木目金素材の地金を酸欠状態にする
事が大切です。

治具も高温にして全体的に熱くする必要があります、勿論その時も地金からは火を離さず赤い色からオレンジ色にな
るまで熱して溶着していきます。

地金の横から垂れて来そうなところまで、熱くして素早く、火を離します。このタイミングが非常に難しく、重要な所で
す。